「べき論」の呪縛をアンインストールし、輝く世界を味わおう!

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黄金色の秋の到来。今年の秋は一際美しいような気がします。心の底から日本にいて良かった~と思う時。

それでも、日本にいると時々息苦しくなったりもする。
整列するホームの列、片方に並ぶエスカレーター、マナー違反をダメという駅の広告。

~しなくてはならない、という概念ほど私の息を詰まらせるものはなくて。

~した方がいい、という捉え方が私には好ましい。

それでも、環境と考え方は強く紐付いているから、日本で生きていると「べき論」が長年かけてインストールされてしまうのだ。

でも、息苦しい。

このような「べき論」は、知らず知らずに自分の評価軸になり自分を抑えてしまう。

 

日本のメディアがかける呪い

日本のメディアは
・どうやって、成功するか、
・どうやって成長するか、
・どうやってキャリアを築くか、
・どうやって結婚、出世するか、
・どうやって定年までに十分稼ぐか

等が溢れている。

世の中が作った成功や目標をゴールに生きてしまい、少しでも異なる考え方を持っていると変な人と見られる傾向がある。


凝り固まった他人の作った概念は、インストールされた自分の中でガン細胞のように増殖する。
そして、本当の自分の細胞と壮絶な戦いを繰り広げ、私たちはその痛みや熱に悩み、苦しむのだ。

でもね、私には質問があるのです。

 

変な人、じゃダメなんですか?

変な人、って色んな意味が含まれるけど、異なる考え方を持つ人がいなくなったら世の中はつまらないんじゃないかと思うのだ。

そんなことを思ったのは、たまに読む「ソトコト」のコラムを読んだ時のこと。


ソトコトは私のお気に入りの雑誌で、世の中に迎合しない雑多な価値観と生き方に溢れている。
その一ページに私の眼はくぎ付けになった。

タイトルは「ゲイの僕にも、星はキレイで肉はウマい」
OH! なんてシュールな!

この著者である太田尚樹さんのプロフィール欄も私にはツボだった。以下ご紹介したい。

―――
1988年大阪生まれのゲイ。バレーボールが死ぬほど好き。編集者・ライター。神戸大学を卒業後、リクルートに入社。その後退社し「やる気ある美」を発足。「世の中とLGBTのグッとくる接点」となるようなアート、エンタメコンテンツの企画、制作を行っている。
―――

なんて個性的な!がっつり私のハートをわし掴みにしてくれたプロフィールです。

さらに言えば、こんなとがった人の文章がさらりとして分かりやすく、そして美しいことに、私はほれぼれしてしまったのです。

なので、そのままご紹介しましょう。

ーー
当時の僕は、火山から吹き出す蒸気のような、熱くて白い覇気を纏った求道者で、伸びていく偏差値以外、世界のすべてが停止することを望んでいた。
(中略)
ぼくの口は、素早く品なく食べ物をかみ砕くだけの怪物となり、耳は英語のリスニング問題を聞き分けるだけのメカになった。
僕は人というよりも、最低限の機能の集合体だった。
(中略)
使い果たした栄養素をただ摂取するような情緒のない食事をしていた時、咀嚼音でさえ無視できた僕の耳が、ラジオから流れてきたあの奇妙に切ないメロディを聞き流せなかった。
いつのまにか僕の視界は平衡感覚を失ってぐるぐると回り、そこにパッと花火が上がる。
急に夏の夜が目の前に迫り、僕の心を押しつぶした。
(中略)
人間そんなに立派ではない。自分の無様さを受け入れるための懐は、そのまま誰かの痛みを受け入れる懐につながっている。
そのつながりは決して無様ではなく、美しいと思う。だからこれでいい。
僕はもう若者ではないけれど、無様さという、大事な「大人のいちぶ」とこれからも生きていくのだ
ーーー

まるで良質な文学を読んでいるようではありませんか?

ゲイの書く文章から受けた恩恵

お粗末ながら、私の感想はこうでした。

「ゲイっていいね。悲喜こもごもの経験があって感受性が磨かれたのかなあ?お友達になってみたいわあ」

ゲイっていいな、
なんてこれまで思ったこともなかったけれど、仕方がない。

文学的センスを磨いてきたゲイ・太田さんの人生を勝手に想像し、彼から豊かな感受性の恩恵を受けた気がし、いろんな人がいるって素敵だなという気持ちになったのだから。

勝手な解釈で申し訳ないが、太田さんはゲイであることで社会から様々な冷遇を受けたであろうことが想定される。

そして、スピリチュアル的視点でいえば、太田さんは生まれる前に自分自身でゲイになることを選択し、社会から冷遇を受けること、そして辛かった経験の学びとして、文学的才能を開花させたのではないかと想像する。

まことに勝手な解釈で申し訳ないとは思いつつ、一つのコラムでここまで私の妄想をかきたてる人物というのも珍しいということでご本人にはお許し願いたい。

太田さんのこれからの活躍が楽しみだ。

 

結論。

本当は世の中に普通の人っていやしない。

無くて七癖、人は特殊の集合体。

だからこそ、世界は魅力的で、輝いているのだ。

 

さあ、べき論を自分の中からアンインストールし、

そこから得た学びをバネにして

豊かな感受性を育もうではありませんか!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

投稿者プロフィール

齊藤恵
齊藤恵スピリチュアルライフコーチ・サイキックリーダー
Meg's Retreat House代表。スピリチュアルライフコーチ
度重なる職場の冷遇、鬱の答えを求めてスピリチュアルに出会い40半ばで自分を解放。人生のコインの表側を歩き出す。人生の転換期にある40~50代を対象に、高い視点と広い視野で本当の自分を引き出す「魂の覚醒プログラム」を提供中。特技は英語、茶道、書道、空手。

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